【北京8月22日】大興区の亦創国際エキシビジョン・コンベンションセンターで8月18日(木)~21日(日)、「2022世界ロボット大会」が開催された。
今大会は展示面積約4万平方メートルに、企業約130社による約500点を展示。このうち30点が世界初公開となった。
中国電子学会副秘書長によると、今大会は多数の“ロボット+アプリケーションシナリオ”モデルが発表され、建築や農業における初のアプリケーションシナリオも登場した。
展示の一例を挙げると、北京理工大学スマートロボット高精尖創新中心のブースでは、虎のお面を着けた四つ足のロボットが登場。約30キロのロボットが約1.2メートルの高さまで躍動するパフォーマンスを見せ、参観者を驚かせた。また、工業用の大型清掃ロボットは工業エリアにおける労働力の消耗、危険性の高さ、生産効率への影響などの問題を解決しつつ、清掃作業を行うと紹介した。
このほか、小型のクジラのような水中バイオニックロボット、新エネルギーバッテリー生産ラインロボット、人型・ペット型ロボット、整形外科手術ロボット、5Gリモートコントロール掘削機などが登場した。
~北京天津ジャピオン2022年8月29日号~