【北京2023年12月25日】北京城市副中心の「北京芸術中心」の3大建築のひとつである「北京城市図書館」が2023年12月27日(水)午後、正式にオープンした。
首都図書館が運営する同図書館は、総建築面積約7.5万平方メートルに地上3階、地下1階の4フロアを有する。都市の中の“森林書苑”として蔵書数は800万冊を完備、閲覧室は単体図書館としては最大となるほか、国内最大の子供向け室外読書活動空間及び元宇宙体験館を設置している。また、漢服での記念撮影や民族楽器と西洋楽器によるコラボ演奏会などのイベントも予定している。
同じく北京城市副中心に12月27日14時半、「北京大運河博物館」がオープンした。
城市緑心森林公園西北部にある同博物館は、北京芸術中心、北京城市図書館とともに副中心の新たな公共文化施設として重要な役割を担う。
同館では常設展「京華通惠 運河永済 -北京と大運河歴史文化陳列」のほか、テーマ展「北京大運河景勝図鑑」、イマーシブ式体験展、臨時展覧「北京画院コレクション花鳥画精品展」などを併設。また、曲芸・演芸などのイベントも開催する。開館時間は連日10時~20時。月曜休館。
~北京天津ジャピオン2024年1月1日号~