【北京2023年12月22日】中関村国家自主創新示範展示中心にて2023年12月22日(金)、新世代の国産複合型ロボット“遨遊300”がお披露目された。
複合型ロボットは移動操作ロボットとも称され、底面には移動できる“足”、機械の“腕”、視覚システムによる“目”、エンドエフェクタの“手”を持つ。
“遨遊300”を開発した遨博(北京)智能科技股份有限公司董事長によると、同ロボットは新型高性能の“手足目脳”を一体化した複合型ロボットで、協働ロボットと自律移動ロボットを融合させ、レーザーや視覚、パワーコントロールなどのセンシングモジュールを増加し、同時に各パーツの一括制御が可能なコントロールシステムを採用。将来的には生物医薬業界の原材料と包装材料の仕分けや配送を担い、生産や検査過程での汚染の排除、室内のほこりや細菌汚染の減少、半導体業界や新エネルギー車業界での応用も見込んでいる。
~北京天津ジャピオン2024年1月1日号~