ATMの偽札トラブル防止 紙幣番号の記録が可能に

北京市内の複数の銀行は9月1日(日)、今年末までに北京エリアのすべてのATMとCRS(存取款一体機)に、〝冠字号(紙幣に記された通し番号)〟の記録および検索機能が追加されることを明かした。
これまで利用者は、ATMから引き出した紙幣に偽札があっても、紙幣がそのATMのものかを証明する方法がなく手をこまねいてきた。
今後は、紙幣番号の記録・検索機能によりその証明が可能になる。
中国農業銀行北京支部によると、同行では1日の時点で北京地区のすべてのATMに同機能が加わったとした。
同行のATMから偽札が出てきた疑いがある場合、1カ月以内に紙幣を銀行窓口に持参すれば、記録との照合が可能となる。
事実が確認されれば、銀行からの補償が受けられるとしている。(9月2日)

 

~北京ジャピオン2013年9月9日号

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