北京市は近日、大気汚染改善のため、2016年までに市の五環内区域で〝露天串焼き〟を禁止する計画を発表した。
「2013―17年清潔空気行動計画実施方案」内で、露天串焼きの炭火による煙、埃の汚染の制御、取り締まりが規定された。
計画によると、市内各区県の政府は今年末までに禁止区域の線引きを行う。
来年から禁止区域内での取り締まりを開始、15~16年にかけて五環内での一律禁止を実現する。
なお、中国の夏の風物詩で、〝大排档〟と呼ばれる屋外のテーブル席で串焼きや小吃を楽しむレストランについては、一部を「露天餐飲消夏区域」に定め、営業を許可するとした。
ただし許可を得るには、調理を店内のみで行い、集煙・集塵およびその処理システムを完備するなどの条件を満たす必要がある。
(9月10日)
~北京ジャピオン2013年9月16日号