北京市入国管理事務室は、この度、今年1月~10月19日(土)までに、市出入国審査場にて、72時間以内滞在の外国人に対するトランジットビザの免除制度を利用した旅行客が、1万191人となったことを明らかにした。
同制度は、第三国のビザと予約済み航空券を持つ、アメリカやフランス、イタリアなど45カ国の外国人に対して、72時間のビザ免除を行うもの。
同制度の利用者は、年初は1日当たり十数人と出遅れたが、最近は1日当たり100人を超える日も珍しくなく、6月には月当たりで最多の1165人が利用した。
首都空港計画発展部関係者によると、今後、空港で1万元以上消費した同制度利用者に、5ツ星ホテルの宿泊をサービスするなど、制度の認知拡大と利用者の増加を目指す。
国別の利用者数では、ロシア人の1337人が最多で、2位がアメリカ人、3位がドイツ人だった。(10月25日)
~北京ジャピオン2013年11月4日号