中国五輪委員会は、11月3日(日)、北京市が、河北省張家口市との共催で、2022年冬季五輪招致への立候補を、国際五輪委員会(IOC)に届け出たことを明らかにした。
北京市は08年に夏季五輪を開催。
今回当選すれば、中国初の冬季五輪開催となるとともに、五輪史上初めて夏季と冬季の両方での開催都市となる。
計画では、北京市で氷上競技を行い、北京市から北西に約220㌔離れた張家口市崇礼県で雪上競技を実施する予定。
また同時に、インフラ面の整備を進め、北京北駅を起点に張家口までを結ぶ「都市間高速鉄道(京張城際高速鉄路)」も年内に着工し、完成後は、従来の4、5時間から40分程度に短縮される。
なお、IOC執行委員会は、14年7月までに正式立候補都市を選出し、15年7月にマレーシアのクアラルンプールで行われる、第127次IOC総会で開催都市を決定する。
北京市以外には、カザフスタンのアルマトイやドイツのミュンヘン、ノルウェーのオスロなどが、招致を目指している。
(11月6日)
~北京ジャピオン2013年11月11日号