「阿里巴巴集団(アリババ・グループ)」は11月11日(月)、ショッピングサイト「淘宝網(タオバオ)」と「天猫(Tモール)」で大特売を実施、オンライン決済サービス「支付宝」を介した2サイトの取引総額が、同日だけで350億元(約5600億円)を突破した。
中国で「独身の日」とされる同日は、数年前からEコマース業界がこぞって大幅割引などの販売促進を行う日として定着。
同日、「タオバオ」と「Tモール」では多くの店舗が半額セールを行い、取引件数は計1億7100万件に達した。
「支付宝」の取引金額は、セール開始55秒で1億元(約16億円)、5時間49分で100億元に達し、24時間後には350億1900万元となった。
また、取引金額が最も多かった地域は浙江省で、北京市は5位に留まった。
同グループは2009年に「独身の日」セールを開始し、取引規模は年を追うごとに飛躍的に拡大。
09年に1億元だった取引金額は翌10年に9億3600万元となり、11年に52億元、12年に191億元を実現した。
(11月12日)
~北京ジャピオン2013年11月18日号