〝痩身注射〟で悲劇 全身が化膿し裁判に

北京市のエステサロン「北京美人神女子美容美体会所」で痩身注射を行った女性の全身に化膿症状が現れ、手術などの治療が必要となった件について、被害者の女性はこの度、同サロンに損害賠償を求め、市朝陽区人民裁判所に提訴した。
女性は昨年5月、同サロンで脂肪が溶ける成分を注射する「痩身注射」を紹介され、全身約40カ所に注入。
その後、全身に化膿・ただれが起こり、女性は昨年9月までに全身麻酔手術5回のほか、皮膚移植などの治療を行った。
完全治癒が困難な傷痕もあり、経済損失と精神的苦痛に対し、54万1100元の損害賠償を求めている。
(1月9日)

 

~北京ジャピオン2014年01月27日号

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