1月31日(金)の春節の帰省ラッシュ「春運」開始日となった16日(木)、北京駅と北京西駅では、臨時列車各15本の運行を始めた。
当日、北京地区発の旅客輸送量は37万1700人となり、利用客は平日より増えたが、大きな混雑は見られなかった。
利用客の内訳は、北京駅で11万3400人、北京西駅と北京北駅で計16万6900人、北京南駅で約8万人だった。
当日は、北京駅や北京南駅ですべての駅入場口と改札口を開放・利用したほか、北京駅では約200人のボランティアや警察官を配置し、混雑緩和や利用客の手助けに一役買った。
また、春運期間中、北京駅の公式ミニブログ「微博」では、列車内や駅構内で発見した遺失物情報の公開も行っている。
北京鉄道局によると、今年の帰省ラッシュは、27日(月)、28日(火)にピークを迎えるとし、「春運」期間中の全国の旅客輸送量は、昨年に比べ2億人増の36億人を超える見込みとなっている。
(1月21日)
~北京ジャピオン2014年01月27日号