こっくり濃厚なスープ
数ある北京のラーメン店の中で、常に人気の上位に登場するのが「吉村家」。
現在、醤油・味噌・地獄(ピリ辛)の3シリーズ全9種類あるラーメンは、すべて豚骨スープがベース。
その「吉村家」のDNAとも言えるスープは、豚骨と鶏ガラをブレンドし、甘みを引き出す。
さらに昆布、鰹節、日本の焦がし醤油など、良質な天然素材をバランスとタイミングを見計らいながら加え、煮ること8~10時間。
濃縮された旨みが、重層的な独自のコクを生み出している。
中太ストレートの特注麺が、この濃厚なスープと好相性だ!
エブリデイ「ゴチ」
平日の夜はオフィスワーカーの憩いの場、週末は家族連れなどで賑わう同店。串焼き(4元~)や鍋(58元~)など豊富な一品料理もあり、ラーメンファンならずとも胃袋を掴まれる。
さらに、曜日替わりで各1種類の単品料理とお酒が半額に。これはまるで、毎日「ゴチになります」状態! また、宴会シーズンに備えコース料理も用意。
90分の飲み放題付きで150元~(4人~)と、これまた感涙モノだ。
とはいえ、基本はあくまでラーメン店。
「今後もっとお客様の声を取り入れて、喜んでもらえるラーメンを提供しますよ!」と意気込む老板娘の李さん。
パワーアップした「吉村家」のラーメンに早く会いたい。
info
住所:北京市朝陽区西堰河光煕門北里34-4
TEL:010-6429-9800、182-0135-9800(日本語可)
営業時間:11時~23時
席数:80席
予算:昼35元~、夜100元~
~北京・天津ジャピオン2014年10月27日号