――先生、冬を迎えてから、毎日のように大気汚染の話題を耳にして、不安になります…。
先生 そうですよね。
北京の「PM2.5」濃度がこのまま続くなら、1日に40本のタバコを吸っているのと同程度に、肺が汚れてしまうといわれています。
――外出時にはマスクを着用するようにしているのですが、ほかに何か対策はないでしょうか?
先生 実は何の対策もしていない状況では、外と家の中の空気の汚染レベルはほぼ同じです。
外出時にマスクをした方がいいというのは、室内よりも運動量が上がるためなんですよ。
――ええっ、そうなんですか!?
先生 はい、なので空気清浄機を設置しましょう。
――なるほど、わかりました。
ただ、空気清浄機は本体が数千元と、コストがかかりますよね。
先生 そこで、こちらのスマートエアをご紹介します。
北京在住の米国人男性が開発したものなのですが、扇風機にフィルターを設置するだけというお手軽仕様です。使用後の空気中の汚染物質を測定してみたところ、室内の汚染物質AQI(空気質指数)を30~50程度まで下げてくれることがわかっています。
価格もフィルターが150元程度、本体と合わせても約250元です。ぜひ試してみてくださいね。
~北京・天津ジャピオン2015年12月7日号