緑茶で疲れ目をリフレッシュ
――先生、最近どうも肩が重たくて…。
先生 長時間のパソコン作業が原因ではないでしょうか。
椅子に座りっぱなしだと筋肉は伸縮する機会を失い、神経や血管が圧迫されます。
長期間続くと首・肩・腰の痛みを引き起こし、ひいては目のかすみや頭痛、腕や脚の麻痺などが起こることもあるんですよ。
――その通りかも…。疲れ目もひどいんです。
先生 まずは、身体への負担が少ない座り方を教えましょう。
頭と首は、正面を向いた状態が一番リラックスできます。
頭と首を直立させ、目の前にパソコン画面の中心が来るようにしてください。
キーボードを打つ腕の肘を90度に曲げれば、肩にも負担がかかりませんよ。
腰とひざの角度も、90度にして座るのがいいです。
また、1時間ごとに5~10分ほど、立ち上がって全身の関節のストレッチをするようにしてください。
――わかりました!
先生 疲れ目には、緑茶がいいですよ。
毎日2~3杯飲むようにしましょう。
緑茶には目に必要な栄養素であるビタミンが豊富で、特にビタミンBは結膜や角膜、まぶたを保護してくれます。
さらにベータカロチンやカテキン、ミネラル分が目の疲れを軽減し、PCのディスプレイから出る放射線を防いでくれる働きもあるんですよ。
夜飲むと眠れなくなる恐れがありますから、昼に飲むのが無難です。
取材協力/北京フラワー医療センター
~北京ジャピオン2013年12月09日号