お医者さんの御用達~第317回~ビタミンDサプリメント

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ビタミンDで丈夫な骨を作る

――先生、今回は「ビタミンD」をご紹介いただけるそうですね。

 

先生 はい。ビタミンDは、骨の形成に重要なカルシウムの吸収に深く関わっています。いくらカルシウムを十分に摂取しても、ビタミンDが不足しているとカルシウムの吸収が悪くなり、骨粗しょう症や関節痛の原因になってしまいます。また、ビタミンDの摂取はどの年代にとっても大切ですが、5歳以下のお子さん、妊娠中の方、お年寄りの方には特に必要な栄養素なんですよ。

 

――そうなんですね。何から摂取するんですか?

 

先生 一番良い方法は、紫外線を浴びることです。日常生活の中で毎日30分ほど日光を浴びることが、ビタミンDの合成に役立ちます。また、冬より夏の方がビタミンDの濃度は高くなります。一方、黒く日焼けするほどの日光浴は紫外線による害が生じるため、止めてくださいね。

 

――わかりました。では、食品からは摂取できないのでしょうか?

 

先生 食品では魚介類や卵、キノコ類に多く含まれています。忙しくてバランスの良い食事がなかなかできない方は、サプリメントで摂取する方法もあります。しかし、過剰摂取をしてしまうと、逆に動脈硬化や腎不全などの臓器障害のリスクが高まりますので、注意してくださいね。

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~北京天津ジャピオン2017年04月17日号~

 

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