お医者さんの御用達~第374回~バラ

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バラの花でアンチエイジング

――先生、今日は「バラの花」の効能をご紹介いただけるそうですね!

 

先生 はい。バラはちょうど5~6月頃に見ごろを迎える花です。ほのかに甘い香りが魅力的で、アロマやスキンケア用品など、日常の様々な場面で使われていますよね。皆さんのご自宅にも、バラの香りの商品があるのではないでしょうか。見た目や香りで楽しませてくれる花ですが、その中には食用もあるんですよ。

 

――ええっ⁉ バラって食べられるんですか?

 

先生 はい。バラは漢方の一種で、中国古来の薬物書にも記載されているくらい歴史は古いんです。バラには豊富なビタミンC、A、Eが含まれているため、シミ・シワの予防や疲労回復、風邪の予防に効果があります。さらに月経中のイライラを抑え、貧血を防いでくれる役割もあるので、ぜひ毎日の生活に摂り入れてもらいたいですね。

 

――どのような方法で摂取するんですか?

 

先生 バラの花を2~3個、お湯やお茶に浮かべて飲むのがオススメです。レモングラスやハイビスカスなどのハーブティーから緑茶や紅茶まで、何に入れても相性バッチリなので、いろいろ試してみてください。蜂蜜を少し混ぜても美味しいですよ。就寝前に飲めば、バラの香りが気分をリラックスさせ、心地よい安眠へと導いてくれますよ。

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~北京天津ジャピオン2018年6月4日号~

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