お医者さんの御用達 ~第131回「チェックアップ(フッ素配合歯磨き粉)」

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フッ素歯磨き粉で虫歯予防

――先生、子どもの虫歯予防にはフッ素塗布が有効だって本当ですか?

先生 はい。
虫歯というのは、細菌が出す酸によって歯の表面が溶けることで発生します。
特に子どもの歯は柔らかく、石灰化していません。
フッ素には歯の表面を硬くし、溶けにくくする効果があります。
そのため、虫歯になるスピードも遅くなるわけです。

――なるほど。
そういえば、フッ素入りの歯磨き粉もあるそうですね?

先生 はい。
市販のフッ素入り歯磨き粉のフッ素配合量は500ppmf(※フッ素濃度)ですが、歯科では950ppmf配合の製品が手に入ります。
6歳以上のお子さんには、950ppmfのものを使いましょう。
歯を磨いた後の注意点は、フッ素は水で流れてしまうので食事やうがいをしないことですね。
もしくは歯磨き粉を少量、歯に塗ってから寝るという方法もあります。

――分かりました。
歯科でのフッ素塗布はどのくらいの頻度で行うのが理想的なんですか?

先生 子どもの歯は成長が早くどんどん変化していくので、3カ月おきに行ってください。
予防接種とは違うので、1年に1回では効果がありません。
また、虫歯予防には虫歯の環境を作らないことが大事です。
お子さんが産まれてから歯が生え変わるまでは、お母さんの責任です。
お子さんの歯の健康をしっかり管理してくださいね。

 

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取材協力先/北京二十一世紀病院

 

 

~北京ジャピオン2013年6月24日号

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