〝龍が頭をもたげる日〟に理髪 老舗理髪店では3時間待ちに

旧暦2月2日の「龍擡頭」の日に当たる3月2日(日)、北京市内の理髪店では多くの市民が理髪に訪れ、賑わいを見せた。
同日は、天で風雨を司る龍が頭をもたげる日とされ、 自分の頭を龍に見立て、 髪型を整えることで幸福を願うため、 理髪の風習がある。
今年は同日が週末となったこともあり、理髪店を訪れる人が増加。
繁華街・王府井にある老舗理髪店「四聯美髪」では、深夜3時頃から列ができたほか、一時的に3時間待ちとなるなど午前中だけで200人以上が理髪を行う人気となった。
また北京市では、理髪以外に中国版きな粉餅「驢打滾」を食べる風習もあり、老舗点心店「錦芳小吃」磁器口店では、通常の約3倍に当たる1000個を売り上げるなど、各地の点心店で長蛇の列ができた。
(3月3日)

 

~北京ジャピオン2014年03月10日号

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

PAGE TOP