河北省の都市化は進まず 北京に労働人口が大量流出

津市・河北省に関する報告書「京津冀藍皮書」を発表した。
これによると、同域内において、北京市と天津市の経済力が突出しており、域内の経済発展の不均衡具合が改めて浮き彫りとなった。
2012年の河北省の域内総生産は、2兆6575億100万元(約47兆1775億円)と、北京の1兆7879億4000万元(約30兆3950億元)、天津の1兆2893億8800万元(約21兆9200億元)を上回った。
しかし1人当たりでは5838・95㌦と、北京・天津の4割程度で、全国平均の6094㌦も下回っている。
また、河北省から北京・天津への労働人口の流出は、毎年合計160万人に上り、同省の中小都市の都市化に影響を与えている。
(3月26日)

 

~北京ジャピオン2014年3月31日号

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