連休明けの「PM2・5」濃度 観測地点全域で基準値超え

国慶節連休明けの10月8日(月)、市内35カ所に分布する微小粒子状物質「PM2・5」観測ポイント全地点において、濃度の基準値超えとなった。
同日18時には房山区良郷観測点で一日の瞬間最高値となる1立方㍍当たり293マイクログラムを記録。19時までのデータによると、一日平均の最高値は同区京西南瑠璃河観測点で記録され、基準値である1立方㍍当たり75マイクログラムを2倍以上も上回る260マイクログラムとなった。市中心部では、前門東大街観測点の値が最も高く、一日の平均値が1立方㍍当たり237マイクログラムに達した。
この日は濃霧と無風の天候に見舞われており、専門家は、霧には元々粒子状物質が多量に含まれているのに加え、連休明けで市内の交通量が大幅に増加したことで、PM2・5濃度の急激な上昇が起きたと分析している。
(10月9日)

 

~北京ジャピオン2012年10月15日号

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