〝高考〟に約939万人が参加 北京の作文課題は「しきたり」

大学入学統一試験である「普通高等学校招生全国統一考試(通称〝高考〟)」が、6月7日(土)と8日(日)の2日間に渡り行われ、全国で約939万人が参加した。
北京市では約7万人、天津市では約6万人が受験に臨み、試験期間中、北京市では1700人以上のタクシードライバーが、受験生を無料で試験会場まで届けるボランティア活動を行った。
また、北京市住宅都市建設委員会は、試験会場から500メートル以内にある建築現場において、騒音が発生する工事の終日停止を通知したほか、周辺道路の交通規制も行われるなど、受験生への影響を最小限に留める処置が取られた。
北京市における試験では、今回から英語のリスニングで、放送による出題を取りやめ、CDまたはカセットテープを使った出題に統一された。
そのほか、毎年関心が高い作文試験では、北京市で「しきたり」、天津市で「人工知能チップの大脳移植」が課題となり、ネット上では様々な議論がなされている。
(6月7日)

 

~北京・天津ジャピオン2014年6月16日号

 

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