国家食品薬品監督管理局は8月20日(月)に発行した「冬虫夏草健康食品使用テスト工制作案の通知」で、冬虫夏草の保護性開発を決定し、条件の整った企業に対し関連保健食品の研究開発を認めるとした。これは以前、保健品への加工を禁止されていた冬虫夏草が、再び保健食品に使用されることを意味する。
同局関連責任者によると、冬虫夏草は資源不足のため2001年に保健食品への使用を禁止され、人工バクテリアパウダーなどで代替されてきた。同局によると、冬虫夏草を保護するという前提で効果の高い開発利用法を採用し、中国全土に冬虫夏草の保健食品への使用に関するテスト機関を展開するとしている。同時に他の希少原料を保健食品に用いる効果的な監督管理法も研究するとしている。
(8月21日)
~北京ジャピオン2012年8月27日号