【北京4月17日】北京市環境保護局は4月16日(木)、「2014年北京市環境公報」を発表した。これによると、PM2・5の年間平均濃度は1立方㍍につき85・9マイクロ㌘で、市内各区県のうち、PM2・5濃度がもっとも高いのは通州区、もっとも低いのが密雲区だった。
報告によると、市内の空気レベルは南北で明らかな差があり、北部、北西部は比較的良好だが、東南から西南部にかけてはやや劣るとしている。
具体的に、PM2・5濃度がもっとも低い密雲区は平均73マイクロ㌘で、もっとも高い通州区では平均105・9マイクロ㌘、大興区や亦庄も比較的高いとしている。
ちなみに東城区は86・3マイクロ㌘、朝陽区と西城区は88・4マイクロ㌘、海淀区は89・5マイクロ㌘で、全体的にも、各区県のPM2・5濃度は国家基準値に達していない。
~北京・天津ジャピオン2015年5月4日号