悪天時の安全対策を規定 強風6級で給油が不可に

北京市安全生産監督管理局は近日、強風や大雨など悪天候下での建設現場や工場、公園における安全確保のための基準および対応策を制定した。
今後、霧や雷、高温高湿、凍結、地震を含む悪天候や自然災害が発生した場合、同局より交通、建設、旅客運輸、旅行、鉱山などの各機関および市民が多く集まる場所に向け警報が発令され、その種類やレベルに応じた安全措置が要求される。
市の関連規定によると、4級以上の風が発生した際には観光地での遊覧船、観覧車やロープウェイなどの運航停止、6級以上の強風発生時には工事現場における高所での屋外作業の禁止、ガソリンスタンドでの給油サービス停止などが定められている。
なお、警報は政府の強制的な要求が含まれるものでもあり、企業側の違反により事故が発生した際には厳しく追及されるとしている。
(11月12日)

 

~北京ジャピオン2012年11月19日号

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