天壇公園、一般公開面積を拡大 新エリアは70年ぶりの開放

【北京6月7日】天壇公園は6月7日(金)、公園の南西角にある元北京園林機械工場エリアの移転と修復が終わったと発表した。新しいエリアは3.2ヘクタール、8日(土)から一般公開が始まった。

このエリアには、広利門や内壇壁などがあり、世界遺産.天壇の中心に当たるが、1967年から2007年まで北京園林機械工場が置かれ、天壇公園に返還されてからは事務所として使用されていた。

今回の修復は歴史資料の記述に基づき、規模や形態はそのまま、昔通りの材料や工法で行われ、広利門の修復には乾隆年間の古い瓦が大量に使われた。

現在、天壇の内壇には4キロの長さにわたる壇壁が再現され、70年ぶりに入園者の目を楽しませている。

~北京天津ジャピオン2019年6月17日号~

 

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