北京植物園に管理ロボット登場 マナー違反者には即刻注意

【北京8月18日】北京植物園は8月22日(土)からカメラ付きロボットを導入、喫煙者に対し警告を発するなど国内初のロボットによる園内管理を始める。

この総合型インテリジェントロボットはクラウド式サーマルカメラを備え、自動運転レベル4(高度自動運転)の無人車両に搭載される。車両は危険を察知すると緊急停車し、来園者の安全を確保する。

ロボットは園内を巡回して、高温や煙を感知すると音声で入園者に喫煙をやめるよう注意すると同時に、その画像を保存する。また周囲の温度が80度を超えると自動的に警報を発することで、火災の早期発見にも役立つ。将来的には木に登ったり花を摘んだりするマナー違反を認識する機能も開発される見込み。

車両にはこの安全管理ロボットだけでなく、軽食や植物園のオリジナルグッズも積まれ、来園者はいつでも自由に車を停めてQRコードをスキャンして商品の購入ができる。

~北京天津ジャピオン8月24日号~

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