北京公共バス停名、大幅に変更 「故宮」は「神武門」など843

【北京1月30日】北京公共交通集団は最近、「北京公共交通駅名規範方案に関する通告」を発表した。これによると2月6日(土)より、公共バスのバス停1683カ所、843のバス停名の調整・変更が実施された。

同集団では昨年、各界からの意見や史料の調査、実地調査・研究などを経て初期の方案をまとめ、12月に公示するとともに市民に意見を求めていた。

例を挙げると、市民からの意見が最も多く寄せられたバス停「故宮」は、故宮博物院の出口である神武門にあり、故宮参観者が下車しても入場できず不便なことなどから「神武門」に変更されている。

このほか道路名、陸橋名変更に伴う変更、「青年路口」は「青年路口西」、「青年路口東」などの具体的な方向の追加、「東花市大街」は「鉄轆轤把」などの歴史的・伝統的な地名に基づく変更、同名の小区がある場合には頭に区名を加えるなどの調整を行っている。

~北京天津ジャピオン2021年2月8日号~

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