雨期は食中毒や皮膚病が多発 北京、10大疾患予防法を公布

【北京7月12日】北京市疾病予防控制中心は7月12日(月)、豪雨後の高温多湿の状況下では腸管感染症や食中毒、皮膚病などを患いやすいとし、雨期の疾患予防のための10大予防法を伝えた。

具体的には以下の通り。①外出から戻ったら、必ず石けんやハンドソープで手を洗う。②飲み水はお湯、またはペットボトルなどの衛生的で安全な水を選ぶ。生水や色、または臭いのある水を飲まない。③高温多湿の天候は細菌、カビが繁殖しやすいため、食べ物はなるべく当日に食べ切るか、余った食品は冷蔵し、食前の加熱を徹底する。④野菜や果物は雨水で洗わない。⑤家の中に雨水が侵入したら、即時消毒。台所用品や食器類は消毒後に使用する。最も簡単な消毒方法は、洗浄した食器を鍋に入れ、完全に水に浸かった状態で15分間沸騰させる。⑥雨水に浸かった食品、カビの生えた米や麺、未洗浄のウリ科の食べ物、死因不明の動物、野生のキノコを食べない。生食や冷たい食べ物はなるべく避ける。⑦雨水に触れた皮膚は水できれいに洗う。⑧寝室周りの雨水やゴミは随時片づける。⑨トイレなどの水回りを清潔に保つ。⑩天候の変化に注意し、衣服は適宜脱ぎ着する。

~北京天津ジャピオン2021年7月19日号~

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