鼻スプレー式ワクチンが登場*コロナ感染後半年は接種不要

【北京1月12日】最近、鼻スプレーによる新型コロナウイルス経鼻ワクチン接種の接種を開始したのを受け、北京市疾病予防控制中心免疫予防所研究員は1月12日(木)、同ワクチンに関する質問に回答した。

鼻スプレー式ワクチンについて、接種方法は座った状態で口を閉じ、頭部を45度に傾け、医療スタッフが左右の鼻腔の奥にスプレーを噴射した後、頭部を倒して顔を約10秒間上に向け、5~6回短く息を吸い込むことで完成するとしている。また、鼻スプレー式は1回目(初)のワクチン接種には適さず、2回目の免疫強化にのみ利用できるとしている。

なお、鼻スプレー式及び吸入型ワクチンは18歳以上なら接種可能で、60歳以上の高齢者にも適応。その他の注意事項に関しては通常のワクチンと同様で、基礎疾患がある場合は接種前に医師に相談し、接種の可否を判断するようアドバイスしている。

一方、最近、コロナウイルスに感染した場合は、感染から接種までに最低6カ月の間隔が必要となることから、いかなるワクチンも接種を控えるよう注意を促している。測定データによると、健康な成人は感染後、6カ月以内に再感染する確率は非常に低くなっている。

~北京天津ジャピオン2023年1月30日号~

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