北京のシェアサイクル利用者*23年は10億8800万人に

【北京1月3日】北京市交通委員会は1月3日(水)、2023年の北京全市のシェアサイクル利用者数は10億8800万人だったと発表した。

1日の平均利用者数は298万9900人、22年比で12.79%増となった。また、1日の最高は23年9月22日(金)で、利用者数は483万1800人に上った。

なお、市内494本の主要道路のうち、最も断面交通量(道路を通行する車両の交通量)が多い道路は東城区の朝陽門北大街で、自転車を含む軽車両の通過量は1時間毎に7958台だった。続く上位5本は、西城区の太平橋大街(6735台/1時間)、東城区の建国門北大街(6446台/1時間)、西城区の西直門南大街(6157台/1時間)、東城区の朝陽門南大街(6108台/1時間)の順だった。

一方、設備やサービスレベルに関しては、北京では23年までの4年間に“慢行(歩行者及び自転車など、ゆっくりとした速度の交通手段)システム”のグレードアップを推進しており、自転車専用道路の幅や歩道幅の拡大を実施。慢行優先標示設定の道路の距離は156.7キロメートル、自転車道路の緑被率は86.4%に達している。

~北京天津ジャピオン2024年1月15日号~

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