中国中央テレビ(CCTV)は10月20日(日)、スターバックスが中国で暴利をむさぼっているとのニュースを放送した。
後日、複数の新聞社がこのニュースを取り上げ、話題となっている。
報道によると、同社の同種類のコーヒーの値段が、北京では英国ロンドンに比べ26%高く、米国シカゴと比べた場合はさらに割高と判明。
英米の大都市に比べ平均収入がはるかに低い北京で、英米以上のコストがかかるはずはないと伝えた。
これに対し地元紙は、中国でのカフェラテ1杯の商品のみのコストは5元に満たないが、報道には店舗の家賃や回転率、事業規模により変動するランニングコストなどが加味されていないと指摘。
消費者からは、外資系企業に対する偏った報道ではないかとの意見も出ている。(10月22日)
~北京ジャピオン2013年10月28日号