北京市交通執法総隊は6月18日(火)、5月に受理されたタクシーの苦情件数は計1772件で、うち半数以上が乗車拒否による苦情であったと発表した。
『北京晨報』記者の統計によると、今年に入ってから5月までに受理されたタクシーの苦情件数は計7762件。
うち乗車拒否による苦情は4847件で、全体の62%を占める。
だが、交通執法関係者によると、乗車拒否は領収書やナンバープレートの偽造などと違い立証が難しく、取り締まりも困難であるとしている。
北京市交通委員会はまた、6月10日(月)の乗車料金調整後には、苦情の減少が見られたとしている。
同日~12日(水)の端午節休暇中に交通ホットライン(96123)が受けた苦情201件のうちタクシーに対する苦情は188件で、前年同期比45・82%減と、約半数に減少した。
(6月19日)
~北京ジャピオン2013年6月24日号