偽タクシーの取り締まり 今年上半期に458台に

北京市交通執法総隊によると、今年上半期に取り締まった偽タクシーは458台で、昨年同期比72・18%増であることが分かった。
また、偽タクシーの運転手は70%以上が北京市以外の戸籍所持者であることが判明した。
同総隊隊員によると、偽タクシーは取り締まりを回避し、乗客にも偽タクシーだと気付かれないよう、20時~深夜3時までの時間帯に活動しているという。
最近では、主に夜間タクシーにおいて、運転手が100元札に問題があるなどの言いがかりを付けて偽札とすり変え、事後にレシートとナンバープレートから偽タクシーであることが判明するという事件が相次いでいる。
偽タクシーの横行について『北京青年報』の記者が調査したところ、タクシーの表示灯、メーター、ナンバープレートなどすべて購入可能であることが分かったという。
また、ある偽タクシーの運転手は、昼間は北京郊外で正規タクシーを運行し、夜間に市内中心で偽タクシーを運行する二重生活を送っており、その理由として収入が少ないことを挙げている。
(7月30日)

 

~北京ジャピオン2013年8月5日号

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