最高額16万元の金銀月餅 名前を変えて今年も登場

中秋節と国慶節を控え、中央紀律検査委員会は近日、公費を使った月餅の贈答を禁止する通達を出した。
中国では昨年、純金などでできた〝金銀月餅〟が貴金属店などで販売され、メーカーによっては、24億元に上る売上を記録するなど大人気商品となった。
今年は通達の影響もあり、北京市内の百貨店などでは1個数元~数十元の普通の月餅が主流となっているが、その一方で〝金銀月餅〟も名前を変えて存在している。
市の地元紙『新京報』の記者の調べによると、ある銀行の貴金属専門区では、月餅の形に酷似した純金でできた〝百宝盒〟なる商品を販売しており、最も重量のある347㌘タイプのものでは、約16万元するという。
また、あるショッピングセンターでは、貴金属店において〝金銀月餅〟を販売しているが、領収書にはオフィス用品などと記載しているとの証言も出ている。
(9月4日)

 

~北京ジャピオン2013年9月9日号

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