睡眠不足・過多と呼吸障害 心臓血管疾病の要因に

3月21日(木)の〝世界睡眠デー〟を受け、中国睡眠研究会は3月17日(日)、不眠と睡眠呼吸障害は心臓血管疾病につながる重大な要因となっていると発表した。
中国では毎年、冠状動脈性心臓病により約100万人が死亡、そのうち30%が深夜12時前後から早朝6時の時間帯における突然死だという。
また、世界中で毎日3000人以上が夜間の睡眠時の呼吸停止に関連して死亡しており、毎日の睡眠時間が4時間弱または10時間以上の場合、死亡率が1・5~2倍になるとしている。
睡眠研究会によると、睡眠不足または過多は交感神経が機能過剰となり、内分泌と代謝の撹乱が心臓に影響を及ぼし、冠状動脈性心臓病や心筋梗塞、不整脈、死亡に至る危険性があるとしている。
(3月18日)

 

~北京ジャピオン2013年3月25日号

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

PAGE TOP