「全聚徳」の純利益が約3割減 節約政策の影響で高級店が苦戦

北京市の老舗北京ダックチェーン「全聚徳」は1月22日(水)、2013年の純利益が前年比28・4%減の1億900万元の見込みであることを発表した。
大幅な減益に関し同社は、節約奨励政策による接待利用の減少、鳥インフルエンザ(H7N9型)の流行などが影響したとの見方を示した。
また中国飲食業界協会は、高級飲食店の9割の売上が前年に比べ平均40~50%ほど減少しているとの研究データを発表。
全聚徳は市場の変化に対して、低価格のメニュー開発に取り組んでいると説明し、新メニューでは45元以下のものが44%を占めるとしている。
国家統計局のデータによると、13年の飲食業界の収入は全国で2兆5392億元に達したが、前年比9%増と、22年間保ってきた2桁増に終止符が打たれた。
(1月23日)

 

~北京ジャピオン2014年02月10日号

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