【北京5月20日】北京豊台区で5月20日(金)7時~12時頃にかけて、市民15人が犬に咬まれる騒ぎがあった。
市民らは豊台区看丹橋、豊台南路、首都経済貿易大学西門などの場所で、野良犬と思われる体長50cmの茶色い長毛の犬に咬まれており、病院で狂犬病ワクチン及び狂犬病免疫グロブリンの予防接種を受けた。複数の患者が足のかかと、または膝下を咬まれ、歯形や2cm前後の傷口ができていた。なお、傷口の治療に加え、狂犬病ワクチンと狂犬病免疫グロブリンの接種費用を合計すると、治療費は約2000元に上ったという。
目撃者によると、茶色い犬は人を見かけたら咬みつき、犬を見かけても咬みつき、咬みついたらすぐに逃げ出した。同日21時の時点で、犬は見つかっておらず、豊台警察は犬の捜索を続け、捕獲後に処理するとしている。
~北京・天津ジャピオン2016年5月30日号~