【北京5月14日】先ごろIT大手の騰訊(テンセント)が発表した『2018年全国都市若年人口指数』によると、一線都市(北京、上海など政治経済で重要な地位を占める都市)の平均若年人口指数は昨年より小幅に増加、一線以外の都市は昨年と同水準だった。
この調査は同社がインスタントメッセンジャーQQ利用者のビッグデータを用い、都市の15~35歳の若年人口の割合と推移をまとめたもの。
一線都市の中で指数トップは深センの87(全国2位)。この後に北京の79、上海・天津の77、広州の75と続き、若者が一線都市を目指す傾向が依然として強いことがわかる。
しかし3年連続の全国首位は三線都市の貴陽市(貴州省)。外にも多くの非一線都市が上位に並び、経済発展で地方都市のインフラが整備され、多くの若者を引き付けるようになったことを示した。
~北京天津ジャピオン2018年5月21日号~