【北京10月22日】北京市気象服務中心は最近、「2023北京紅葉鑑賞期予報地図」を公布した。
地図内の解説によると、北京地区は今年の夏季、降水が異常に多く、気温が極度に高かったため、10月1日(日)~19日(木)までの平均気温も例年を大幅に上回っていた。この影響を受け、今年の紅葉の見ごろは例年に比べ、全体的に遅れると予測している。
一方、10月20日(金)夜間並びに21日(土)夜間には南郊気象台で最低気温5度以下が観測されており、この気温の低下により紅葉の変化の速度が促進される見込みで、これらの条件を分析すると、最も見ごろを迎えるのは10月25日(水)~31日(火)と予報している。
予報地図によると、見ごろのピークは昌平区の居庸関、延慶区の八達嶺が10月25日と最も早く、最も遅いのは海淀区の国家植物園の10月31日となっている。
~北京天津ジャピオン2023年10月30日号~