中国の伝統的な民間の祭日である「寒衣節」を迎えた11月3日(日)、北京市内では、各地で紙製の「防寒着(寒衣)」を燃やす市民の姿が見られ、108件の火事が発生した。
寒衣節は旧暦10月1日の祭日で、祖先のために紙製の冬服を焚いて、捧げる風習がある。
当日は、夕方以降、路上で多くの紙が燃やされたため、煙が立ち込める事態となった。
これに対しネット上では、「北京のスモッグに貢献している」などといった、皮肉を込めた書き込みも多数見られた。
(11月5日)
~北京ジャピオン2013年11月11日号