北京の総合経済競争力は6位 住み心地や生態環境は振るわず

中国社会科学院財経戦略研究員と社会科学文献出版社が共同で、5月9日(金)、2013年の「中国都市競争力レポート」を発表した。
これによると、総合経済部門において北京は前年と同じく6位で、天津は8位となった。
同レポートは、中国台湾や中国香港、中国マカオを含めた294都市を対象に行った調査をまとめたもの。
総合経済部門では中国香港が1位、広東省深センが2位、上海が3位にランクインした。
住み心地部門では、北京は大気汚染や高い不動産価格などが足かせとなり、前年より33位アップとなったものの41位に留まった。
なお1位は広東省珠海、2位は中国香港、3位は海南省海口と、南方の都市が上位を占めた。
そのほか、生態環境部門では、北京92位、天津151位、河北省石家荘236位と、華北地方の環境面の問題が浮き彫りとなった。
(5月10日)

~北京・天津ジャピオン2014年5月19日号

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