中国最大級の大戯楼 光緒期の趣を再現

現存する皇家専用戯曲舞台の中でも最大級の建築規模を誇る頣和園内の「徳和園大戯楼」の修繕が10月21日(日)、完成した。
「徳和園大戯楼」の前身「怡春堂」は乾隆15年に創建、乾隆帝遊園時の休憩所だったが火災で焼失。
光緒期に再建され、とりわけ西太后の娯楽の場となった。
大戯楼は中国清代三大戯楼の一つとして、〝中国京劇芸術の揺り籠〟とも称されたという。
来年3月より正式に一般公開される予定。
(10月22日)

 

~北京ジャピオン2012年10月29日号

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