出生登記の導入をスタート
【北京1月12日】1月1日(金)より実施された「二人っ子政策」全面開放に伴い、北京市衛生と計画生育委員会は11日(月)、「二児以内生育(出生)登記実行に関する通知」を発表した。
通知によると、申請当事者は生育登記情報採集表に必要事項を記入後、子どもの「出生医学証明」を携帯した上で、自身の市内本籍地にて生育登記手続きを行った後、一人目の子どもは法定勤務3日以降、二人目の場合は7日以降に「生育服務証」の受領が可能となる。また、生育登記を行った夫婦は生育保険が適用になり、産前産後ケアや妊娠前の健康検査、避妊具の提供など、計画出産に関する基本サービスが無料で受けられるとしている。
一方、1日(金)以後に二人目以内の子どもをもった夫婦は審査及び認可が不要となるが、昨年末までの「一人っ子政策」期間に違法で二人目の子どもを出産した場合は法律による決定が翻ることはなく、関連法規と政策規定による処理決定が維持されるとしている。
~北京・天津ジャピオン2016年01月18日号~