北京禁煙条例施行から2年経過 小規模飲食店等で改善の遅れ

【北京5月31日】北京市衛生和計画生育委員会は〝世界禁煙デー〟の5月31日(水)、「北京市禁煙条例」が実施された2015年6月~17年4月までに同委員会の衛生計生監督員35・2万人が出動し、17・58万カ所で監督検査を実施、1万3732社の企業で不合格を発見し、876社に対し行政処分を行ったとした。罰金額は合計244.7万元に上った。

一方、違法喫煙により処分された個人は3547人、罰金額は18・54万元だった。

同監督所副所長によると、ここ2年で市内各所での違法喫煙行為の発生率は低下し、昨年の合格率は93%と安定、今年前半には約95%に達した。一方、小規模の飲食店、飲食店内の個室、オフィスビルのトイレなどは合格率63%前後と改善の遅れが指摘されている。

~北京天津ジャピオン2017年06月12日号~

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