清明節の花見客475万人に 北京、飲食店も活況を呈する

【北京4月5日】北京市公園管理中心によると、“清明節”3連休の4月3日(土)~5日(月)に北京の市属公園11カ所及び中国園林博物館を訪れた観光客数は前年同期比197%の約164万2500人だった。

このうち観光客に人気のベスト5は、玉渊潭公園、北京動物園、天壇公園、頤和園、北京植物園の順だった。

北京市園林緑化局によると、同期間、北京市公園風景区全体の観光客数は人数制限措置下、前年同期比120%の475万人に上った。

一方、北京商務局が5日に発表した統計によると、同期間、北京の主な百貨店、スーパー、専門店、飲食、ECサイトなど重点企業の売上額は前年同期比12.6%増、2019年同期比6.4%増の21億5千万元に上った。

同期間、“清明節”にちなんだ伝統的な小吃「青団(ヨモギ団子)」の売上げも好調で、「北京稲香村」では100万個を生産し、売上額は前年同期比35%増となった。また、北京の老舗飲食店「全聚徳」、「東来順」、「大董」などでは売上が前年同期比で5倍以上となった。

このほか中国銀聯のデータによると、全市のサービス性消費金額は前年同期比で34%増、19年比で27.1%増だった。

~北京天津ジャピオン2021年4月12日号~

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