北京冬季五輪、防疫徹底管理へ*関係者は閉幕後21日間隔離に

【北京12月14日】国際オリンピック委員会(IOC)、国際パラリンピック委員会(IPC)、北京冬季五輪組織委員会は12月13日(月)、第2版「2022北京冬季五輪・パラリンピック防疫ハンドブック」を発表した。

第2版は選手向けと選手をサポートするオフィサーなどの関係者向けに分かれており、税関・入国に関する要請、航空券の予約、出発前の検査、開催期間などを明確化している。

これによると、北京冬季五輪は2022年2月4日(金)~20日(日)、パラリンピックは3月4日(金)~13日(日)の開催となる。

第2版では中国側の関係者に対し、就任前の14日間は家族や同僚以外の他人との接触を制限するよう要請。14日前までにはワクチン接種を完了し、就任前の96時間以内には2回のPCR検査を受けるよう要請している。

また、22年1月4日(火)前に中国に入国し、停留が21日間を超えた場合も上記に従うよう要請。選手村などの徹底管理ゾーン内に居住した中国人は、閉幕後、21日間の隔離が必須だとしている。

このほか管理期間中、関係者全員に対し、フィルターのない「KN95」、「N95」、「FFP2」マスク着用を義務付けている。

~北京天津ジャピオン2021年12月20日号~

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