副中心に北京芸術中心が誕生*国際レベルの音響効果を実現

【北京11月3日】北京城市副中心の「北京芸術中心」が、まもなく竣工し、今年何松にも一般公開されることがわかった。

“文化糧倉”と称される北京芸術中心は、北京城市副中心の3大建築のうち最大の建築物であると同時に、最も施工難易度の高い建築物のひとつとなる。

同センターは2019年10月に正式に着工。元々は穀物倉庫及び運送物資の倉庫として利用されていた。約13万平方メートルの敷地にはオペラハウス、劇場、音楽ホールの3つの建築物で構成されており、9種類のカーテンウォールを組み合わせた外観は、大きな幕を開けたような印象を与えている。また、運河沿いに建つことから、夜間のライトアップ効果にも意匠を凝らしている。

なお、各劇場内は世界最高水準の音響学の要求に従い、ベルギーのカレ音響学設計事務所の協力や専門家の意見を採り入れ、国際レベルの音響効果を作り上げている。

~北京天津ジャピオン2023年11月13日号~

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