北京国貿大酒店が主催する中国大陸初の「垂直マラソン世界巡回レース」が8月3日(土)午前に国貿三期で開催され、世界各地から約600人の選手が参加した。
参加者の中には11人のプロの有名選手もおり、ドイツの28歳のトーマス・ドルダー選手が9分55秒の成績で優勝し、賞金1000ドルを獲得した。
垂直マラソン世界巡回レースは、世界の山岳でのランニング競技唯一の公式団体である国際スカイランニング連盟(ISF)による、連盟参加各国および地区のシンボリックな高層ビルをレース会場として行う競技で、屋上をゴールとし、ビルを一気に駆け上るというもの。
過去には米ニューヨークのエンパイア・ステート・ビルや中国台湾台北の101大厦でも開催されている。
国際スカイランニング連盟の統計資料によれば、国貿大酒店垂直マラソンのレースは地上82階、高さ330㍍、合計階段数2041段と、垂直マラソン巡回レースの中でも最も過酷なレースの一つとなっている。
(8月4日)
~北京ジャピオン2013年8月12日号