『北京晩報』は9月23日(月)、違法タクシーの発行した領収書を公開した。
同紙記者は近日、「領収書が出せる」と人々に声をかける違法タクシーの運転手を見つけ、領収書の発行を依頼。運転手は機械を取り出し領収書3枚を発行、1枚10元で販売した。
この領収書は本物で、印刷されたナンバーやタクシー会社も実在する。
しかし、領収書番号を検索すると、当該の領収書を購入したのは別のタクシー会社であることが判明した。
タクシーの領収書は一般に流通しておらず、違法転売の可能性が高い。
同記者は、ネット上で領収書1ロールが約100元で取引されていることも指摘。
市国家税務局の担当者は、転売は同局が取り締まっており、違反者には1~5万元の罰金を科すとしている。(9月23日)
~北京ジャピオン2013年10月7日号