中国台湾の高雄市で最近、2年間飼い主を待ち続けている犬の姿が、ネット上で話題となっている。
2年前の雨の日、1人の若者がバイクで犬を連れ、同市中華路美術館付近の中央分離帯に放置。
その後2年が経過したが、犬が捨てられた日と同様の雨天時になると、捨てられた場所へと戻り、飼い主を待つ姿が見かけられるようになった。
噂を聞きつけた同市「関懐流浪動物協会」が、犬を保護し獣医に診せたところ、半年ほど前に通行車両に撥ねられ足を骨折した形跡を確認。
手術を行い、里親探しを始めるという。
話を知ったネットユーザーは、SNSなどで飼い主に対し、犬を迎えに来るよう呼びかけている。
(6月28日)
~北京・天津ジャピオン2014年7月7日号