北京市気象台の統計によると、今年梅雨入り以来、各種気象警報の発令数は39回に上り、昨年同期の29回より10回多いことが分かった。
そのうち、雷警報は19回、豪雨警報は17回、高温警報が2回、雹(ひょう)警報が1回だった。
今年梅雨入り以来最も発令数が多いのは豪雨警報で、2日に1回の割合ですでに17回に達し、昨年同期の約6倍にあたるという。
北京市専業気象台台長によると、気象警報の発令が頻繁なのは警報の緻密化が進んでいるためで、決して尺度が曖昧なためではないと説明している。
昨年、北京を襲った特大豪雨〝7・21〟後、気象部門は予報の技術や基準、規範の向上を実施し、地域別の局地予報を研究。
未来3~6時間内に豪雨が発生するであろう地域や雨量を特定するなど、警報の精度を上げたとしている。
(7月10日)
~北京ジャピオン2013年7月15日号